★ゴールデンウィークのお楽しみイベント★

道の駅 みのりの郷 東金より 新年のご挨拶(2024年1月1日)

 新年あけましておめでとうございます。

 みのりの郷東金の運営に当たっては、お客様はじめ生産・出荷者様、地域の皆様、出資団体、全国道の駅の同志の皆様など多くの方々に、多大なるお力添えをいただいておりますことに心から感謝申し上げます。

 私共も、引き続き、そのお力に応えるべく、お客様はじめ関係者の方々に「こころ」でお迎えし、此処に来てよかった、気持がいいねということを共有していただけるよう、サービス向上に「まい進」したいと思います。

 「市場・マルシェ・野点売り場」というと、皆さんはどうイメージしますか。
ヨーロッパなど外国の市場のように露店がひしめきあってごみごみしている、あるいは広―い通路に悠々と買い物ができる空間、露店のおばちゃんが食べてみなと誘ってくる・・・」色々と想像はできますね。

 みのりの郷東金は、露店の集まりではないので、ちょっとスーパーに近いような感じでしょうか。
何か買い物を専らの目的でご来店いただくことが多いのではないでしょうか。

 ところで、「向こう三軒両隣」という言葉があります。
朝起きて、夜の戸締りまで、近所のあり様が感じられる。外に出れば挨拶を交わしたり、井戸端会議をしたり。手に入れたものをお裾分けしたり・・・。
そういう「ふれあい」が当たり前であったかもしれません。

 いまは、私の近隣もそうですが、お互いの素性やあり様が感じられる機会は滅多にありません。
でもたまに、通勤の時やゴミ出しなどの時にすれ違って、おはようございますと挨拶を交わすだけでも、何か清々しく、何か安心と喜びを感じませんか。

 私が思うに、みのりの郷東金を「向こう三軒両隣」の「場」として、ご来店いただきたいのです。

 連休の日などは込み合い、うおうさとしレジが並んでイライラの時もあると思います。
逆に、空いてて直売所の賑わいでなく何か寂しさを感じる時もあると思います。
その時々の状況で、御迷惑もおかけしていることは、ここでお許しください。

 でも、みのりの郷東金には「ヒト」が集まり、知らないお客さん同士が、例えば品物を共通にして、あら安いわね、あらこんなものがある、今日はこれ目当て、もう売れちゃったのね、といった言葉で触れ合ってほしいのです。
このプリン高いわねぇ・・・でも頂いて食べたけどとっても美味しかった、だから今日買いに来たんですよ、・・・そうなんですかぁ、どれどれ・・・・とモノ、場、時間の共有をしてほしいんです。
触れ合いの基本は口に出すこと、言葉で接触を感じることだと思います。
あるいは、狭い通路を譲り合って会釈をし合う、レジ並んでますねぇ、とか触れ合ってほしいのです。

 そして、共感、同時代・同時間と同空間に在るヒトの実感をしてほしいのです。

 つまり、「向こう三軒両隣」の「場」としてほしいのです。
買い物を楽しんでいただく、そして気持ちの浄化、昇華もしていただく。

 そのために、スタッフもモノをみてもらい、買っていただくことを媒介にして、言葉と姿勢を大いに出し、ふれあいの気持ちを高めたいと思っています。

 私たちは、皆様を大歓迎です・・・ささやかな幸せ、共感の時間が提供できるよう親身に対応いたします。

 引き続き、道の駅全体が「たのしく、元気に健康的に、明るく」発展できるよう努めてまいりますので、多くのご利用をいただきますようお願い申し上げます。

2024年1月1日
東金元気づくり株式会社
代表取締役 井上 一雄