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道の駅 みのりの郷 東金より 新年のご挨拶(2025年1月1日)

 2025年・・・新年あけましておめでとうございます。

 みのりの郷東金の運営に当たっては、お客様はじめ生産・出荷者様、地域の皆様、出資団体、全国道の駅の同志の皆様など多くの方々に、多大なるお力添えをいただいておりますことに心から感謝申し上げます。

 私共も、引き続き、そのお力に応えるべく、お客様はじめ関係者の方々に「こころ」でお迎えし、此処に来てよかった、気持がいいねということを共有していただけるよう、サービス向上に「躍進」したいと思います。

 さて、昨年のあいさつで、直売所が混んでる、レジに並んでる・・・御迷惑をおかけします・・・と述べました。

 今回は、このことに関する事の実態からの私の考えや、また、午後になると野菜等がない、といったご迷惑もお掛けしていると思いますが、このことについても触れたいと思います。

 たしかに、連休の日、イベントがある日などはお蔭様で大盛況です。
 その場合、直売所は狭く、またレジもフル稼働でも売り場に列ができ、品選びのお客様と競合してしまっています。
 ついては、ご迷惑も感じさせてしまっています。

 こういったことの改善ですが、現在までにレジ処理機能のスピード化をいたしました。
 しかしながら、まだ混雑時にはご迷惑が生じています。
 そのようなことからも、現在みのりの郷東金全体、そして直売所の拡大等も含めて改善計画を立て実現しようとしています。
 明日明後日とはいきませんが、ご期待していただければと思います。

 なお、感覚の話であり、私の感覚でもあるのですが、マルシェ、市場ってごみごみ感も有りかな?、って思っています。
 肩と肩がぶつかるような、どちらかが避けるような、どちらかが待つような不条理感も有るのも市場なのかな?、って思うのです。
 お客様には不都合しかないのかもしれません、・・・・ぜひこういったことも思いを馳せて頂ければ幸いです。

 また、午後になると野菜がない、特に葉物がなくなっている、遅くきたら何もないじゃないかというご指摘もあります。
 まさしく、これが生産者が直に出荷し、販売するという直売所の特徴の一つです。
 スーパーマーケットではありません。
 特に、朝採れのものを新鮮なうちに出荷、販売するという「市場、直売所」の大いなる長所でもあります。

 また、昨今、生産者の方の高齢化もあり、出荷回数にも限りが出てきます。
 特に暑い日、寒い日、天候が悪い日、何回も収穫をして出荷するのは難しいことです。
 かと言って、植木圃場、お花テントを野菜畑にするわけにはいきません、其々の場でのそれぞれの生産形態を壊すことになってしまいます。
 こういったことが直売所の特徴の一つであり、生産者の出荷事情であることを、どうぞご斟酌のうえ、見守っていただければと思います。
 
 また、みのりの郷東金は半官半民という経営形態から、公平・平等といった水平展開の在り様が求められています。
 市民皆様の税金も投入されています。
 民間のように、関係者問わずダメなものはダメ、排他します、社の意図に反することはダメです、といったような極端なことはできません。
 お客様、出荷者、従業員すべての関係者が、『自律と信頼』で公平を保つという施設です。
 ただし、それぞれの考え方や目指しどころがある中でそれを貫徹することは、これほど難しいものはありません。
 すべての関係者の「譲り合い・認め合い」が肝要です。
 私としては、みのりの郷東金への愛着、建設的な改善志向の御意見等はきちんと受け止めなければと思っていますが、「個」の「私」だけが見え隠れすることには抗わなければならないと思っています。
 どうぞすべての関係者、否すべての方が、みのりの郷東金はすべての市民、全ての人のものであることをお思いになっていただき、育てて頂ければと思います。

 私たちは、皆様を大歓迎です・・・ささやかな幸せ、共感の時間が提供できるよう親身に対応いたします。

 引き続き、みのりの郷東金全体が「楽しく、元気に健康的に、明るく」発展できるよう努めてまいりますので、多くのご利用をいただきますようお願い申し上げます。

2025年1月1日
東金元気づくり株式会社
代表取締役 井上 一雄