2025年7月27日(日)、8月3日(日)の両日、『森林を学ぼう!!夏休み木工教室』(主催:東金市)が、道の駅 みのりの郷東金 東金マルシェ外テラスにて開催されました。
今回のテーマは、アフリカ発祥の伝統楽器で「親指ピアノ」とも呼ばれる『カリンバ』の制作でした。
カリンバ
オルゴールのようなやさしく癒される音色が特徴で、リラクゼーション音楽などにも使われています。弾いた音が自然に伸び、心地よい余韻を残す魅力的な楽器です。
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本体の磨き・パーツの取り付け


当日は、すでに組み立て済みのカリンバ本体の磨き作業からスタートしました。
次に、金属パーツの取り付けに進みます。ネジをしっかり締める必要があり、親子で力を合わせて取り組む姿が印象的でした。
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金属キーの取り付け


さらに、カリンバを演奏するための金属のキー(弾く部分)の取り付け作業へ。こちらも一人では難しい工程のため、親子で声を掛け合いながら、集中して作業する様子が見られました。
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調律の作業


すべてのパーツを取り付けた後は、音程の調整に入ります。最初は音階がずれているため、本来の美しい音色になりません。
そこで専用の調律用ハンマーを使って微調整を行いました。トントンとハンマーを打つ音が会場に響き渡り、調整が終わると、音の響きや音色が格段に良くなりました。


制作が完了した後は、カリンバでの演奏会を開催!
曲目は『キラキラ星』。使用した木材の個性によって、一つひとつ音色が異なり、それぞれ世界に一つだけの音を奏でていました。
親子で協力しながら一つの楽器を作り上げ、最後には演奏するという貴重な体験となりました。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました!