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オリーブのゆれる街、東金 ~みのりの郷東金のオリーブの樹はどこから来たの?~

道の駅 みのりの郷東金の敷地内には、圃場の販売用を含めて200本近くのオリーブの樹が植えられています。このうち、直売所前のアプローチ沿いと国道沿いに植樹している大きなオリーブは、東金市にゆかりのある小豆島ヘルシーランド株式会社から2014年3月に寄贈いただいたものです。

小豆島ヘルシーランド
1985年開業。現在代表取締役社長である柳生敏宏氏は、東金市にある城西国際大学経営情報学科をご卒業されたのち、小豆島ヘルシーランド株式会社に入社され、2006年に代表取締役に就任されました。
 
東金市で4年間の学生時代を過ごされた中で「東金市はオリーブ栽培のポテンシャルがある」と確信されたとのこと。
 
2014年に「みのりの郷東金」がオープンの際に記念として、小豆島から素晴らしいオリーブの樹を40本寄贈してくださいました。
 
以来みのりの郷東金のオリーブの樹は、毎年たわわに果実を実らせています。
東金市の「オリーブ産地化計画」
東金市は高付加価値のある新たな特産品の開発や、市内における耕作放棄地問題への対応、小豆島ヘルシーランド株式会社とのつながりなどから、オリーブの産地化を目指すこととなりました。
 
2014年より東金市の施策として、希望する農業者にオリーブ苗木の頒布を行ってきました。
 
現在、東金市内では、枯れや害虫の問題と向き合いながらも2千本以上のオリーブの樹が生育されています。
 
2020年、東金市内でオリーブを生育している人たちの有志が集まり「東金市オリーブ組合」を設立し、城西国際大学や千葉県山武農業事務所、千葉県農林総合研究センターなどの知見を頂戴しながら、産地化のための問題解決に取り組んでいます。
 
また同年から、千葉県初の「千葉県産エキストラバージンオリーブオイル」を道の駅 みのりの郷東金にて販売を開始しました。わずかな本数だったため、すぐに完売となりましたが、収穫量は年々増加しております。
 
東金が緑と笑顔のあふれる「オリーブの実が揺れる街」として、暮らす人々の癒しになるよう、夢と希望を持って産地化に取り組んでいます。

道の駅 みのりの郷東金では、多くの方々に取り組みを知っていただけるよう、以下のようなポスターを掲示しております。

みのりの秋。オリーブがゆれる景観を、ぜひお楽しみくださいませ。