2022年3月24日(木)に道の駅 みのりの郷 東金において東金市オリーブ組合主催『オリーブ育成講習会』が開催されました。
今回のテーマは「オリーブの挿し木講習会」ということで、千葉県山武農業事務所のご協力により、千葉県農林総合研究センター研究員の髙橋先生のご指導がありました。
初めの一時間は、成功率が低く難しいオリーブの挿し木に適した土や時期、穂の具合などの研究結果についてレクチャーをいただきました。
道の駅 みのりの郷 東金にあるオリーブの木(ミッション種)まで移動して、実際に挿し木に適した枝の太さや硬さ、発根させるための切り口の作り方を具体的に教えていただきました。
また会議室に戻り、次は城西国際大学薬学部の光本篤史教授のオリーブと健康に関する調査研究「Olive ToLip」プロジェクトおよびオリーブ天敵対策についての研究の進捗状況などについてレクチャーがありました。
その後は次年度の取り組みについてなどの説明があり、オリーブ組合の方々の活発な意見が交わされました。
最後にオリーブリーフパウダーを練りこんだ東金産米粉パスタのメニューを中心に、試食会が実施されました。
カフェ&リストランテとっチーノでは、今後お客様皆様にも美味しくお召し上がりいただけるよう、組合の皆様のアドバイスをいただきながら「オリーブリーフパスタ」のメニュー化の実現をしていく予定です。
本日の「オリーブの挿し木講習会」での学びを生かして、組合員の皆さんはこの春から挿し木づくりの取り組みを始められるようです。
東金市内にたくさんのオリーブの実が揺れる日を楽しみにしています。