道の駅 みのりの郷 東金 六次産業化拠点施設では、『みのりdeli*deli kitchen (デリデリキッチン)』として、「みのりとろ~りプリン」などの製造を行う傍ら、東金市内の各種団体の皆様とともに商品開発に取り組んでいます。
その一つである『東金オリジナルてんもんどう』商品開発の様子をご紹介させていただきます。
こちらの取り組みは千葉県産業振興センターの支援を受け、道の駅 みのりの郷 東金と生産農家さんとともに進めています。
「てんもんどう」の試作は「素材をあく抜き等下ごしらえ→蜜で炊く→数回繰り返す→乾燥→仕上げのお砂糖」と工程が多く、仕上げに時間がかかるため一回の試作に2日間を要しています。
何度かの試作を繰り返し、そろそろ形が整ってまいりましたので、これからパッケージデザインに入っていきます。製品としてきちんとした形に仕上がるのが10月末ごろになりそうです。
将来的には所定の手続きを行っていただいた東金市内の農業者さん、商工業者さんがこのレシピやロゴデザインをご利用いただき「東金の逸品」製造に参画をしていただけるような仕組み作りにも取り組んでまいります。
2018年11月18日(日)に開催される『東金市産業祭』では、皆様にお召し上がりいただけるようサンプリング実施を予定しております。それまでに間に合うよう全力で頑張っておりますので、ぜひ楽しみにしていてくださいね!
東金マルシェの生産者さんから購入したなす。ちょうど今が旬!
野菜をカットして下ごしらえをしています。手前がしょうが、奥が人参の様子です。切り方によって仕上がりが違いますので、切り方、形の整え方も研究しなければなりません。
東金といえば「ゆず」が欠かせません!ですが、この時期には用意ができず、国産レモンで代用して試作をしています。
旬のナスを塩蔵して保存。一年中商品をご提供できるように今から準備を進めています。
美しい紫色が印象的な「紫ソラマメ」は、東金の生産者さんたちが特産品にしよう!と頑張って生産をしています。こちらも「てんもんどう」にします。甘納豆と違うのか?というご意見が多数ありますが「てんもんどう」です。
素材によって適切な下ごしらえ、糖度が違います。きちんと糖度計で測り、すべて記録をしていきます。
ナスを蜜で炊いた状態。個体を崩さず、美しく、食味良く仕上げていくのがプロの技。専門家の先生方のアドバイスをいただきながら、チャレンジしています。
しょうがのてんもんどう試作品。見た目は美しく仕上がっていますが、中の筋が固く、食味がいまいちなのでまだまだ改良の余地ありです。

