道の駅 みのりの郷 東金 東金マルシェの入口に立派な門松が飾られました!
こちらの門松は、毎年、東金市植木組合青年部の皆さんが「植木の技術継承のため」に研修を兼ねて門松を作り、みのりの郷東金に飾ってくださっているものです。
2021年12月26日(日)の朝から、竹、松、梅、南天、ダイダイを山に収穫に行くところから始まりました。
午前中は集まった素材を枝を切りそろえるなど成形をし、午後から組み立てに入りました。
この日は前日の夜に東金に霰が降り、今年一番の寒さとなった日。
空は抜けるような青さで、風はとても冷たく強い中での作業になりました。
まず、選ばれた表面が美しい竹を既定の長さに切り、上部を斜めにカットしています。
大中小の3本で、竹の切り口には様々ありますが、青年部の皆さんが作る切り口は、ちょっと微笑んだような形になります。
お口が大きすぎず、品の良いニコニコ顔です。
この3本を上から3巻き、5巻き、7巻きと3つの縄で締めます。左右の縄の位置が同じになるように調整をしながら作業をしています。
藁を巻き付けたペール缶の中で竹の位置を決め、土をバランスよく入れ込みながら、棒を差し込んで隙間をなくしていきます。
まずは対にした内側に南天を植え込み、松の枝を中央から大・中・小の長さに切り揃えたものを差し込みボリュームを出します。
後方外側に梅の枝を差し込み、その手前に立派な実のついたダイダイの枝を差し込みます。
最後に土台の藁を、決まった長さに美しく切りそろえます。
仕上げに3本の竹の仮固定をはずし、竹の表面を美しく整えて完成です!
台車にのせて、東金マルシェの入口へ運ばれて行きました。
この門松は、年明け7日ごろまで皆さまをお出迎えして飾られている予定ですので、ぜひご覧くださいませ。