2018年9月30日 道の駅 みのりの郷 東金 しばふ広場では
千葉県花き振興地域協議会の皆様、東金市植木組合の皆様による「千葉の植木伝統樹芸士実演会」が行われました。
千葉県では、伝統的な植木造形技術及び知識に優れた県内の植木生産者等を「千葉県植木伝統樹芸士」に認定しています。
植木に関して極めて優れた樹芸技術・技能および知識を有する方
造形技術について20年以上の経験年数を有する方
地域での社会的評価が顕著である方
千葉県ウェブサイト「伝統樹芸士」より引用
台風の影響により予定時刻を30分程早めた午前10:30。会場には、右からマキ・五葉松・キンメツゲの3種類が並びます。今回はこちらの3本を使い実演をご披露頂きました。
「千葉の植木伝統樹芸士実演会」では千葉県が認定した伝統樹芸士さんの技術を間近で見られる機会とあって会場には、開始から多くのお客様の姿が見られました。約1時間半の実演の中で、雑多に伸びた植木が丸く滑らかになる光景はまさに職人技!普段は見られない繊細かつ大胆な手さばきを見逃すまいと観客の皆様が食い入るように見ていた光景が印象的でした。また、実演中の解説では剪定時期や回数、葉の美しさだけでなく枝や幹の重要性など職人ならではの観点でのお話も伺うことができました。
そして、この3本以外に実のつくオリーブの木の剪定もご披露いただきました。
実演後半では、普段のお手入れ方法など伝統樹芸士さんより直接アドバイスをいただける質問コーナーなどがあり、会場のお客様が積極的に質問されている様子が見られその質問を嬉しそうに回答する伝統樹芸士さんの会話にほっこり。短い時間ではありましたが、千葉県の植木について触れられる貴重なイベントとなりました。
多くのお客様のご参加 誠にありがとうございました。
また、千葉県花き振興地域協議会の皆様、東金市植木組合の皆様 素晴らしい技をご披露いただき誠にありがとうございました。
次回のお越しも心よりお待ち致しております。