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[搾油]道の駅 みのりの郷 東金 オリーブの様子(2016年11月16日)

道の駅 みのりの郷 東金の敷地内には、みのりの郷 東金には、圃場の販売用を含めて200本近くのオリーブの樹が植えられています。このうち40本のオリーブは東金市にゆかりのあるオリーブの森 小豆島ヘルシーランドさんから2014年3月に寄贈され、植樹されたものです。

10月中旬ごろからたわわに実ったみのりオリーブを収穫し、手作業で搾油をしました!

果汁しか取れなかったり、小型搾油器を使ってみてもなかなかうまくいかず、何度も何度もいろいろな方法で試してみた結果・・・やっと約20ml程度のフレッシュオリーブオイルが搾油できました~!(600mgのオリーブの実に対して)

その工程をご覧くださいませ。
600gのオリーブの実です。

これは、カフェ&リストランテとっチーノのシンボルツリーから収穫してきた果実です。

 
水洗いをして、オリーブ種取り器を使って一粒ずつ種を取り除きます。

それから2重にしたビニール袋に入れ、麺棒などで叩いて実を潰します。完熟している果実は指先でつぶれます。

ぐちゃぐちゃの状態で、約2時間もみ続けます。(←手絞りの場合には、この「もむ作業」がポイントでした。あきらめずにひたすらもみ続けていると、なんとなく油が浮き上がってくるのです)

約2時間後、豆絞りで絞ります。

果汁と搾りかすに分かれました。

果汁の上のほうになんとなく油が浮いているのを見ることができます。

 
果汁とオリーブオイルに分離させるため、果汁はペットボトルに入れて一晩おきます。

搾りかすは今回は廃棄しますが、これも肥料や飼料などいろいろ使い道がありそうです。

 
絞ってから一晩おいたオリーブ果汁です。

上の黄色い部分はオリーブオイル。

ほとんどが果汁であることがお分かりいただけると思います。

この果汁も廃棄せずに化粧水にしたりするとよいのでしょうか…。原液のままだとちょっと怖いので、精製水で5%くらいに薄めて実験してみようと思います。

こちらも「使用前」「使用後」など、後日ご紹介いたしますね!

 
上澄みのオリーブオイルの部分をスポイトで丁寧に吸い上げたものです。

この美しい黄金色!味と香りはグリーンが強く、フレッシュ感がいっぱい!

600gの果実に対して20mlでしたので、3%程度の搾油率でしたが、実際に工場などで搾油する場合にはしっかり搾り上げられるので搾油率は20%くらいになるそうです。

もう少したくさん搾油ができること期待していたのですが、今回はこれでタイムリミット(収穫時期終了)になってしまいました。

レストランでサラダにフレッシュオリーブオイルを回しかけて、お客様にお試しいただければ…などと願っていたのですが、今年の収穫分ではそこまで到達ができませんでした。

「ただ絞るだけ」とはいえ、経験と技術を要するのがオリーブオイルづくりなのだということが身をもって知ることができました。

来年こそは、皆様に味わっていただけるよう、心新たにオリーブの育成に取り組んでいきます。

引き続き、よろしくご支援のほどお願いいたします!